転職して、通勤が往復3時間から往復20分になりました。
今は平日に正社員として働き、土日は派遣の副業に入っています。前の職場のころも休日に派遣へ入っていましたが、当時は眠たくて死に物狂いでした。
同じように副業をしていても、今は体力的に楽です。
自分でも意外だったので、通勤時間がどれだけ体力と時間を使っていたのか、数字にして考えてみました。
看護師の通勤時間、平均はどれくらい?
総務省の「令和3年社会生活基本調査」によると、通勤・通学時間の全国平均は往復で1時間19分です。
私の往復3時間は、その2倍以上でした。
看護師に限ると、もっと短い人が多いです。レバウェル看護のアンケート(回答251人)では、片道30分以内の人が約7割でした。片道1時間以上は5.58%で、約20人に1人です。(出典:レバウェル看護)
片道1時間半だった私は、その20人に1人に入っていたことになります。
通勤時間が片道1時間半だった頃の1日
前の職場までは片道1時間半、往復で3時間かかっていました。
朝は5時に起きて、6時半に家を出ていました。冬は真っ暗なうちに出て、帰るころにはまた真っ暗です。太陽に当たらない毎日でした。
通勤は車でした。途中に、かなり細い山道が15分ほど続きます。対向車とすれ違えない箇所もあり、トラックが来たときはだいぶ手前で止まって待ちました。
台風や雨の日は、木が倒れてきていたこともあります。雪の日はとても危険でした。危ないときは年休を取ってよいと言われていましたが、なんとか通えていました。
夜勤も月に4回ありました。最悪だったのは夜勤明けです。眠たすぎて、運転していて危険だと感じていました。
ガムを噛み、歌を歌いながら帰っていました。対向車線のトラックと正面衝突しそうになったこともあります。

夕飯は、ほぼ焼くだけの簡単なものでした。それから家事とお風呂を済ませます。0時には寝ることを目指していましたが、遅くなることも多かったです。そして、また5時に起きます。
とにかく毎日、寝不足でした。休日は昼寝をして過ごしていました。
当時も休日に派遣へ入っていましたが、死に物狂いでした。とにかく眠たかったです。
転職して往復20分になった今の1日
今の職場は、家から片道10分ほどです。
仕事は朝9時開始です。訪問看護は訪問先へ直行できるので、8時に起きても余裕で間に合います。
帰宅は18時10分です。次の日もゆっくり寝られるので、夕食をゆっくり作って食べられます。パソコンに向かう時間もできました。
同じ時間働いても、家にいる時間がまるで違います。
転職したときの話はこちらに書いています。

浮いた時間を計算してみた
通勤が往復3時間から20分になると、1日あたり2時間40分が浮きます。月20日勤務で計算すると、次のようになりました。
| 期間 | 浮いた時間 |
|---|---|
| 1日 | 2時間40分 |
| 1か月(20日勤務) | 約53時間 |
| 1年 | 約640時間 |
| 8時間勤務に直すと | 約80日分 |
年間で80日分です。1年のうち80日、給料の出ない移動に使っていたことになります。

計算してみて、自分でも驚きました。
派遣の副業をしていても、前より体力的に楽
今は土日に定期派遣でグループホームへ行っています。平日も、入れる日があれば単発派遣に入ります。
前の職場のころも派遣には入っていましたが、眠たくて死に物狂いでした。今は派遣に入っても、体は楽です。
単発派遣と定期派遣の違いは、こちらの記事にまとめました。

理由を考えてみると、3つありました。
通勤そのものが体力を使っていた
片道1時間半の車通勤で、途中には細い山道もありました。仕事で疲れたあとに、さらに1時間半の運転が待っています。夜勤明けは特にこたえました。
働いている時間より、移動している時間のほうが消耗していたのかもしれません。
派遣先も家から10分
土日のグループホームも、家から10分ほどの場所です。本業も副業も近いので、移動で疲れることがありません。
以前は、家から遠い派遣先を選んで行っていました。今は近くで探しています。派遣も、通勤時間が短いほうが断然お得です。早く家を出なくていい分、ゆっくりできます。
夜勤1回で比べると、こうなります。
| 派遣先 | 勤務時間 | 報酬 | 通勤(往復) | 通勤込みの時給 |
|---|---|---|---|---|
| 前に行っていた特養 | 16時〜10時(18時間) | 29,000円 | 1時間ちょっと | 約1,500円 |
| 今の派遣先 | 16時〜9時(17時間) | 35,000円 | 約20分 | 約2,000円 |
勤務は1時間短く、報酬は6,000円多く、通勤も短くなりました。通勤まで含めた時給で見ると、約1.3倍です。
自分の時間ができた
興味のあることを調べたり、パソコンでブログを書いたりする余裕ができました。
もちろん、休みなく働くことをすすめたいわけではありません。私も、自分で決めた条件をクリアしたら、派遣はいったん休むつもりです。
浮いた時間をお金に換算すると
浮いた時間は月に約53時間です。これを派遣の時給に当てはめてみます。
今の派遣の夜勤は、16時から翌朝9時までで35,000円です。勤務時間で割ると、時給は約2,000円になります。
この時給で計算すると、浮いた時間は月に約10万7千円、年間で約128万円分です。
単発派遣でいくら稼げるかは、こちらの記事で紹介しています。

お金の面では、通勤手当が月28,000円出ていました。実際のガソリン代は月2万円前後だったので、ガソリン代は手当でまかなえていました。
ただ、車の傷みまでは手当で埋まりません。走行距離は3年で約8万キロ増えました。最後は車が故障して、新しい車に買い替えています。
ガソリン代は手当で埋まっても、車の寿命と通勤時間は埋まりません。
もちろん、浮いた時間を全部仕事に回しているわけではありません。それでも、通勤に使っていた時間にはこれだけの値段がついていた、ということです。
前の職場と今の職場で給料を比べるとき、この分を足して考えると見え方が変わります。
職場選びで通勤時間をどう考えるか
求人を見るとき、つい月給や時給の数字だけを比べてしまいます。
でも、通勤時間は毎日かかる費用のようなものです。給料が少し高くても、通勤で毎日2時間以上使うなら、時間あたりの手取りは下がります。
前の職場の年収は500万円以上ありました。年間の勤務時間を約2,000時間とすると、時給は約2,500円です。
ここに通勤の約640時間を足すと、時給は約1,900円まで下がります。数字の上では高い給料でも、通勤を含めるとそこまで高くなかったことになります。

今の年収は、前より厳しいです。今はお金のいる時期なので、なおさらです。ただ、それもこの何年かのことなので、派遣で何とかするつもりです。
50代になると、体力の回復にも時間がかかります。その点、今の訪問看護は体力的にかなり楽です。障がいのある方のグループホームを回るので、訪問先どうしの距離も近く、お話をしたり聞いたりすることが中心です。
転職や派遣先を探している方は、給料と一緒に「家から何分か」も比べてみてください。
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まとめ
通勤が往復3時間から20分になって、年間約640時間が戻ってきました。
その時間の一部を派遣の副業に使っても、体力的には前より楽です。疲れの原因は、働く時間の長さだけではなかったのだと思います。
時間はお金に換えられますが、お金で時間は買い戻せません。職場を選ぶときは、給料と同じくらい通勤時間を見てほしいです。



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