お金、NISAを増やした話
看護部長は家を3軒建てた
これは盛った話じゃない。本当の話。
うちの看護部長は家を建てた。しかも1軒じゃなく3軒建てている。
出世すると給料はここまで違うのか、と単発派遣で食いつなぐ身としては、ただただ「へえ……」と眺めるしかなかった。
三流看護師にその道はない
29歳で准看護師学校に入って、31歳でようやく准看護師。結婚して子どもを産んで、10年病院で働いてから通信制の看護学校に入り直して、正看護師になったのは45歳のときだった。
普通に考えて、これは出世コースではない。自分でも「三流看護師」だと思っている。看護部長のような道は、最初から自分には用意されていなかった。
付き合いで入っていた月2000円のNISA
実はNISA自体は、前からやっていた。ただし、付き合いで月2000円だけ。
正直、あってもなくても変わらないような金額だった。「一応やってます」というアリバイのようなもので、本気で資産形成をしているつもりはまったくなかった。
スマホで確認
ところが最近、知り合いに言われてスマホで確認してみたら、利率が17%になっていた。金額が少ないから利益の額としては大したことはないけれど、「これ、もっと多めに入れていたら…」と思ってしまった。付き合いの2000円のままだったことが、急に惜しくなった瞬間だった。
知り合いも親戚も、口を揃えて「1万でもいいから」
そんな私に、知り合いや親戚から何度も同じことを言われた。
知り合い・親戚
「1万円でもいいから増やしなよ」
「貯金があるなら、その一部の100万でも入れておいたら全然違うよ」
一人だけならただのアドバイスで終わるが、複数人から同じことを言われると、さすがに「これは無視できないサインなのかもしれない」と思い始めた。
来月から派遣代の1万円をNISAに
そこでようやく重い腰を上げて、来月から月1万円に増額することに決めた。財源は、単発派遣で稼いだ分。
うちはまだ子どもの大学費用であと2年は出費が続く時期で、正直「今NISAどころじゃない」という気持ちもあった。でも、単発派遣を入れることで、生活費とは別に「余らせられるお金」が作れることに気づいた。本業の給料は生活費、派遣で稼いだ分の一部は将来に回す。そう線引きすればいいだけだった。
増額はスマホで拍子抜けするくらい簡単だった
証券会社を変えようかとも思ったけれど、口座を変えるのは手続きに時間がかかると言われた。それなら、もう口座を持っている郵便局(かんぽ)でいいやと。とにかくすぐできる方法を選んだ。
実際の操作は、拍子抜けするくらい簡単だった。
- 1アプリを開いて「投資信託」を押す
- 2一番下の口座画面から次に進む
- 3「購入」をクリックして進めていく
専門用語に迷うことも、難しい画面が出てくることもなかった。最初の口座開設さえ終わっていれば、金額を増やすだけならスマホでここまで簡単にできるとは思っていなかった。


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