派遣で勉強になるとは思わなかった。単発派遣と定期派遣の違い

看護師お仕事日記

これまで単発派遣で、いろいろな施設に行ってきました。そして今年の9月から、土日の定期派遣を始めました。

正直、派遣は「決まった仕事をこなして帰るもの」だと思っていました。

でも実際に始めてみると、初めての処置を一から教えてもらえたり、本業の経験が活きたり。派遣で勉強になるとは、思ってもいませんでした。

この記事では、単発派遣と定期派遣の両方を経験した私が感じた違いを、正直にお伝えします。

定期派遣と単発派遣は何が違う?

まずは、ざっくりとした違いです。

単発派遣は、1日だけ、または数日だけ働く派遣です。行きたい日に入れて、毎回ちがう施設に行くこともできます。

定期派遣は、同じ施設に決まった曜日で通う派遣です。契約期間があり、その間は同じ職場で働き続けます。

私の場合は、平日は正社員として訪問看護で働き、土日は定期派遣、空いた日に単発派遣という組み合わせにしています。

定期派遣を選んだ理由

今の定期派遣先はグループホームです。選んだ理由は、条件面のメリットが大きかったからです。

夜勤は16時から翌9時まで。以前行っていた夜勤の施設より、1時間短くなりました。家からも近く、通勤時間は往復で1時間短縮。さらに時給も良いんです。

同じ夜勤でも、拘束時間と通勤時間が短いだけで、体の負担はかなり違います。50代になると、この差は本当に大きいと感じます。

実は応募するとき、少し不安もありました。求人が「急募」のような感じだったからです。急募と聞くと、「人が定着しない職場なのかな」「バタバタしていて放っておかれるのでは」と、つい考えてしまいますよね。

でも、その不安は行ってみて消えました。その話は、このあと書きますね。

実際に始めて感じた違い

実際に定期派遣を始めてみて、単発派遣との違いを感じたことが3つありました。

できることは任せてもらい、できないことは教えてもらえる

単発派遣では、その日にできる仕事をこなすのが基本です。初めての処置を教えてもらうことは、ほとんどありません。

でも定期派遣は違いました。今の派遣先には腹膜透析の利用者さんがいて、私は初めての経験。最初は職員さんに見てもらいながら行い、慣れたら独り立ちする予定です。

一方で、胃ろうは経験があったので、忙しい朝は一人で任せてもらえました。

「できることは任せてもらい、できないことは教えてもらえる」。同じ職場に通い続ける定期派遣ならではの良さだと感じています。

本業と派遣で、スキルが行ったり来たりする

本業の経験が、派遣先で役に立ったこともあります。

派遣先の記録は、パソコンと手書きの両方。そのパソコンの記録システムが、訪問看護で使っているのと同じ「カイポケ」だったんです。操作に慣れていたので、戸惑うことなく記録できました。

逆に、派遣先で教わった腹膜透析は、訪問看護の仕事でもきっと活かせると思っています。

定期派遣で学んだことが本業に活き、本業で覚えたことが派遣先で活きる。正社員と派遣をかけ持ちしてみて、思いがけずよかった点です。

ぼやき畑主
ぼやき畑主

記録システムが同じだったのは、うれしい偶然でした!

「これから一緒に働く人」として迎えてもらえる

急募で少し不安だった職場ですが、実際に行ってみると、夜勤を教えてくれた職員さんがとても優しく丁寧な方でした。

初めての腹膜透析も、焦らせることなく一つずつ教えてもらえて、安心して覚えることができました。

単発では、その日だけの関わりなので、ここまでじっくり教えてもらうことはありません。定期派遣は「これから一緒に働く人」として迎えてもらえる。そこが一番の違いかもしれません。

これだけ丁寧に教えてもらえたら、こちらも頑張って恩返ししたい、と自然に思えます。

派遣でも勉強になる。忘れかけていたことを思い出した

定期派遣を始めて、一番の気づきは「派遣でも勉強になる」ということでした。

ひとつは、初めての腹膜透析を教えてもらえたこと。もうひとつは、カイポケの操作が役に立ち、パソコンの記録にも自信がついたこと。

そしてもうひとつ。腹膜透析は清潔操作がとても大切な処置です。手順を教わるうちに、施設で働く中で忘れかけていた、医療の「清潔・不潔」の感覚を思い出しました。

初心に返るような気持ちになれたのは、思いがけない収穫でした。

ぼやき畑主
ぼやき畑主

派遣で勉強になるとは、本当に思っていませんでした。

単発派遣のほうが良いところもある

もちろん、単発派遣には単発派遣の良さがあります。

行きたい日だけ入れる気楽さ。合わない職場なら、次から行かなければいいという身軽さ。いろいろな施設を見られるので、自分に合う職場のタイプが分かるのも単発ならではです。

私も、平日の空いた日は引き続き単発派遣に入るつもりです。

定期派遣と単発派遣、どっちが向いている?

経験してみて感じた、向いている人のタイプです。

定期派遣が向いている人
・同じ職場でじっくり働きたい
・新しい処置や仕事を覚えたい
・収入を安定させたい
・毎回「初めまして」が苦手

単発派遣が向いている人
・自分の予定に合わせて自由に働きたい
・いろいろな施設を見てみたい
・人間関係に深入りしたくない
・本業のすき間で気軽に働きたい

それから、求人に「急募」とあっても、必ずしも悪い職場とは限りません。私のように、行ってみたら丁寧に教えてくれる職場だった、ということもあります。

まとめ:派遣で勉強になるとは思わなかった

定期派遣を始めてみて、単発派遣との一番の違いは、「その日だけの人」ではなく「一緒に働く人」として迎えてもらえることだと感じました。

初めての処置を教えてもらえて、本業の経験も活きて、忘れかけていた清潔・不潔の感覚も思い出せた。派遣で勉強になるとは、思ってもいませんでした。

私が頑張れるかどうか、そしていつまで派遣が続くかは分かりません。定期派遣は、契約が終われば終了です。でも、それまでは精一杯頑張るつもりです。

単発派遣は気楽さが魅力ですが、定期派遣には「この職場のために頑張ろう」と思える良さがあります。どちらが正解というより、今の自分に合った働き方を選べばいいのだと思います。

私のように、訪問看護で正社員として働きながら派遣を組み合わせる働き方もあります。訪問看護の求人を見てみたい方は、訪問看護に強い転職サービスで相談してみるのもひとつの方法です。

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