単発派遣6年経験でヒヤッとした体験談と、私がやっていた対策
「副業がバレたらどうしよう」
看護師として単発派遣の副業を始めたとき、私が一番恐れていたのはこれでした。同じ業界だからこそ、どこかで本業の同僚と鉢合わせする可能性はゼロじゃない。そんな不安を抱えながら副業を続けていた私が、実際に「ヒヤッ」とした体験と、そこから学んだ対策をまとめてみます。
単発派遣なら大丈夫、と思っていた
単発派遣はたいてい1人での募集が多いので、「同じ現場に他の看護師と鉢合わせすることはそうそうないだろう」と、正直どこかで油断していました。でも実際には、思わぬところで“同じ業界の狭さ”を思い知らされることになります。
体験談1 有料老人ホームの夜勤で、まさかの同じ会社の看護師
ある日、有料老人ホームへ夜勤派遣に入ったときのことです。日勤の看護師から申し送りを受けているとき、「あれ、この人どこかで見たことある…?」と違和感がありました。
よくよく話を聞くと、なんと本業つながりの相手だったのです。一緒に働いたことはなく、話したこともない相手だったので、お互い顔と名前が一致しないまま働いていたわけですが、それでもその場の空気は一瞬で「気まずい…」という雰囲気に。
幸い、その後お互いに顔を合わせることはなく、その件について話をすることもないまま今に至っています。
体験談2:デイケアの入浴介助中、隣接施設の職員が偵察に
デイケアで入浴介助をしていたときの話です。入浴場の外に、本業とつながりがある施設の人の姿が。理由は、近々入所予定の利用者さんの様子を見に来ていたとのこと。
このときはたまたま私がフロアにいなかったため、見つからずに済みました。「あと数分タイミングがずれていたら…」と考えると、今でも背筋がひやっとします。
体験談3:派遣先のタイムカードに、見知った名前が
別の派遣先では、同じ職場の同僚が、私とは違う日に同じ場所へ派遣に来ていたことがありました。タイムカードを押そうとしたときに、そこに書かれた名前を見て「え、この人ここにも来てるんだ」とびっくり。結局、勤務日が重ならず直接会うことはありませんでしたが、「業界は本当に狭い」と実感した出来事でした。
他の派遣スタッフの中には、見つかるのを避けるためにタイムカードを他の人とは別の場所に置いてもらっている人もいました。それだけ、みんな「バレたくない」という気持ちを抱えながら働いているのだと思います。
私がやっていた対策
こうした経験を踏まえて、私が意識していたのは主に次の3つです。
職場から離れたエリアの派遣を選ぶ
自宅や本業の近くではなく、あえて遠方の派遣を希望。交通費が全額支給される案件を選べば、金銭的な負担もありません。
誰にも言わない
副業をしていることは、家族以外には一切話しませんでした。1人にでも話せば、そこから広がる可能性があると考えていたからです。
鉢合わせても騒がない
実際に鉢合わせたときも、お互いに「気まずい」という空気を察して、それ以上踏み込まない。この“お互い様”の距離感に、何度も助けられました。
今は副業OKの職場に転職しました
今の職場は副業がOKなので、こうした緊張感からは解放されました。周りにも、副業を会社にきちんと申請してOKをもらい、堂々と副業をしている友人がいます。
もし副業を検討しているなら、こっそり隠れて行うだけでなく、思い切って就業規則を確認したり、副業OKの職場への転職を視野に入れるのも一つの選択肢だと思います。隠れて働くストレスは、想像以上に心身を削るものだったからです。
まとめ
同じ業界だからこそ起こりうる「まさかの遭遇」。私自身、何度もヒヤッとする場面を経験しましたが、幸いこれまで実害なく乗り越えてこられました。今副業を考えている看護師さんの参考に、少しでもなれば嬉しいです。


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